PLC(プログラマブルロジックコントローラ)についてまとめる
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こんにちは、Shinです。今日はPLC(プログラマブルロジックコントローラ)についてまとめてみます。
ほとんどの人は聞いたことも見たこともないと思います。Wikipediaから引用しましょう。
PLCは小型のコンピュータの一種で、中枢には他のコンピュータと同じようにマイクロプロセッサが使われ、ソフトで動作する点も同じであるが、PLCの動作の仕方は他のコンピュータとは異なる。通常のコンピュータがチューリングマシンを原型とするノイマン型の動作モデルを採用しているのに対して、PLCはリレー回路を原型とするステートマシンを動作モデルとしている。したがってPLCのプログラムは、リレー回路を記号化したプログラミング言語が使われる。そのプログラムはリレー回路を模した図に変換することが可能である。その図をラダー図と言う。
PLCのプログラムは電気回路を記号化したものなので、通常のコンピュータプログラマが作成することはできない。PLCのプログラミングは特別な知識を持った電気技術者の分野となる。PLCは巨大な機械装置や人を運ぶ装置を制御することが多く、きわめて高い安全性と安定性が求められるため、ハードディスクや光ディスクなどはほとんど使われない。PLCのプログラムは、最近ではバッテリーを使わないフラッシュメモリが使われることが多い。以前はバッテリーバックアップされたメモリが使用されることが多かった。バブルメモリという特殊なメモリが使われる場合もある。実際のリレー回路と異なる点としては、PLCは前回値と今回値を使用出来る事である。リレー回路は電流が流れるだけなので前回値は存在しない。このことからPLCにしかパルス(PLS)は発生しない。
簡単に言うと、機械装置を制御するためのコンピュータがPLCであり、その内部構造は一般的なものとは似ても似つかないといえるでしょう。
写真を見た感じだと、まさにコンピュータですね。
PLCの用途
栄電舎のページから、用途についてみていきましょう。
PLC(シーケンサ)は、リレー回路の代替装置として開発された制御装置です。工場などの自動機械の制御に使われるほか、エレベーター・自動ドア・ボイラー・テーマパークの各種アトラクションなど、身近な機械の制御にも使用されています。
なるほど、オートメーション系の制御及び、日常の機会の制御用のコンピュータ = PLCという理解ですね。