M2M(Machine to Machine)について簡単にまとめてみる
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こんにちは、Shinです。今日はM2Mについてみていきましょう。
M2M(Machine to Machine)は、IoTと切っても切り離せない概念ですね。まずは定義を見てみましょう。
M2Mの定義
M2Mとは、機械と機械が通信ネットワークを介して互いに情報をやり取りすることにより、自律的に高度な制御や動作を行うこと。特に、コンピュータや通信装置などの情報機器以外の機械にセンサーや処理装置、通信装置などを組み込んで、データ収集や遠隔監視・制御などを行なうことを意味することが多い。
M2Mシステムの例としては、工場内での工作機械の集中制御や、自動販売機の在庫状況の遠隔監視、様々な建物に設置されたエレベーターの稼働状況の監視、実際の自動車の走行状況を集約したリアルタイムの渋滞情報、発電所や家庭の配電盤などにセンサーやコンピュータを導入してきめ細かな電力使用料の監視や供給制御を行なうスマートグリッドなどが挙げられる。(IT用語辞典より)
もともとコンピュータは人間からの指示を受けて動く受動的なものでしたが、それがコンピュータ同士でやりとりしていくように変わっていく、それがM2Mの概念ですね。
具体例を見てみましょう。
M2Mの具体例
こんな記事がありました。IoTと絡めて説明されていますね。
M2Mの活用事例としては、路線バスの車両に赤外線センサーやGPS、カメラなどを搭載して乗客数や運行データを取得し、運行状況を把握することでダイヤの最適化を行う取り組みなどが挙げられます。その他にも、エレベーターの管理や農業におけるビニールハウスの温度管理、工場での機械の管理や保守など幅広く活用されています。
センサーをつけることで各種情報を収集し、センターコンピュータで分析、そのフィードバックを自動で返す、そういうプロセスが回せるものであればほぼ使えそうですね。ダイヤの最適化、エレベータ管理、ビニールハウス。自動運転時のセキュリティ等もM2Mの概念の具現化といえるでしょう。
IoTという広い概念の一部に、M2Mがあるという理解でしょうか。